2022 秋の新作 コレクション No.5

今回ご紹介するのは京都・西陣の御召。
様々な地方で織られている御召ですが、やはり本場は京都・西陣。
2022の新作では魅力的な御召を揃えました。

歴史ある織物

徳川11代将軍 家斉(いえなり) が好んだと言われる御召。
今では洒落物が中心となっていますが、往時は礼装として着用されました。
華文を織り出しだ御召は普段着から略礼装まで幅広く着用できるます。

手の込んだシンプルさ

一見すると無地に柄の点を散らしたシンプルな御召ですが、よく見ると地紋が一松調に。
織り方を変えて柄を出す技術を活かして、細部まで作り込まれたお洒落着です。

織物ならではの発色

先染めした糸の色が織物の表情を作ります。
美しい光沢、深い色は様々な角度から異なる色合いを見せてくれます。
帯で雰囲気を変えながら、永く楽しんで頂ける着物です。