「鞍馬の火祭」で印象的だったこと

前回まで「 鞍馬の火祭 」の写真をご紹介しました。
始めてみる火祭りは勇壮な神事で心に残るものでしたが、帰り道で一番印象的な事がありました。

帰りしな集落を通り過ぎる時に軒先の松明一つ一つに神が宿っている様な凛とした空気と霊妙な雰囲気でした。

そんな中で軒先の松明の前で語り合っているお爺さんと孫がいました。
何という事のないありふれた光景の中に語り継ぐ、伝えるいう営みに濃く見えました。
伝統とは格式や手順の継承ではなく、交流の質の高さなのだと思いました。