『 歌舞伎の衣装のおはなし in 山梨 』のレポート

9月11日(木)に歌舞伎ソムリエ おくだ健太郎さんのセミナーを山梨で開催しました。

会場は「うちだのきもの かいじ展」で御馴染みの 桃源文化会館 の和室を利用し、歌舞伎に縁にある着物や帯を飾りました。

当日は20名を超える方が参加くださり、お着物でご来場された方も多く、会の雰囲気に一花添えて頂きました。
展示している染帯の題材「助六」の解説するおくだ氏
今回は「藤娘」「助六」「鏡獅子」「連獅子」など展示してあった着物の題材を解説から、「本朝廿四孝」の解説と進みました。
身振り手振りから台詞まで総動員した解説に参加した方々が徐々に引き込まれていくのが印象的でした。


そして最後の「勧進帳」の解説では関守の富樫左衛門と弁慶をやり取りを淀みなく再現し、歌舞伎の世界に皆さんを引き込みました。
この「勧進帳」は11月の歌舞伎座 夜部の演目で、11月8日(土)に弊店が予定している観劇会に絡めて取り上げたもの。
おくださんの解説は一番盛り上がった所で「続きは歌舞伎座で」と終わったので、終了後に「これは是非観に行きたい!」とおっしゃる方が多かったです。(笑)。
今回のセミナーのクライマックス
関守の富樫左衛門と弁慶をやり取りの再現

今回も東京に引き続き大好評の会となりました。
また企画して続けていこうと思っています。

おくだ健太郎さん、参加頂いた皆様、ありがとうございました。