「和服?呉服?着物って何だろう?」
講師:内田秀樹
「和服」「呉服」「着物」と言った言葉から、みなさんは何を想像するでしょうか?
みなさんは今まで何回着物に袖を通しましたか?
「着物は日本の伝統文化」という言葉をみなさんはどう感じるでしょうか?
日用品であった着物が「伝統文化」と言われる様になり、「呉服って元々は呉の国の服が元なんだよね」という冗談も通じなくなってきました。
着物に関わる内容は「着物の格式」「着物と帯の組み合わせ方」「季節ごとの着こなし」「染織の技法」など多岐にわたりますが、それは日用から遠く離れた伝統として語られる事が殆どです。
今回「今を生きる人の集い」で着物についてお話をする機会を頂戴しました。
折角の機会ですのでかつての日用(現代でいう所の「伝統」)から着物というものを見直し、伝統と言われている現状との橋渡しが出来ればと思います。
当日は名人 児玉博氏の貴重な伊勢型紙、現代の名工の着物、帯などもご覧頂きたいと思っております。
皆様のご参加お待ちしております。
