大雪の東京への帰還

先週の仙台出張を語る上で印象深いの大雪です。

14日(金)の勉強会を終えて仙台を出るのは17時を予定していましたが、14日の関東の予報は雪。
どの程度の降雪があるかは予測できませんでしたが、最悪の場合に14日中に帰れなくなるもしれないと思っていました。
また現に東北地方は8日(土)の雪が各所に残っており、14日の降雪と合せた影響も考えられました。

13日(木)の東北道の菅生S.A.
13日の夕食の際に社長と打ち合わせをして「場合によっては14日午後の勉強会をキャンセルしてはどうか」と提案しました。
こういった時に比較的前向きに考える社長は「どうかなぁ」と言っていましたが、天気図などを見せて説明をしているうちに「う~ん」と考え始めました。
この時の結論は「東北道が閉鎖になる事はないだろうけど、首都圏に入るのが難しくなるかも知れないので、明日の様子で午後をキャンセルにする」となりました。
翌日14日の仙台は曇りで、風も前日より強くなってきています。
店からの電話では「東京は朝から降雪」という情報が入ってきました。
天気図などから判断して、午前の勉強会は予定通り開催、午後はキャンセルと決めました。
早速お客様や設営業者などに午後のキャンセルの件をご連絡しました。
午後の勉強会をキャンセルするのは本当に残念でしたが、天気の事では致し方ありません。
午前の勉強会を終えて、片付けをして12時15分を過ぎた頃には準備が整いました。
ここで昼食を摂ろうと会場近くの飲食店に入ったところ満席でした。
別の店に行こうかとも思いましたが、思い直して昼食を摂らずに出発する事にしました。
後から考えるとこの判断は良かったです。
さて会場から東北道の菅生S.A.まで出てガソリンを補給し、そこから東京を目指して進みます。
福島県に入る頃には天気は荒れて雪が降り始めてきました。
東北に行くようになってから営業車は4WDにスタッドレスタイヤを履いているいるので、雪道の影響は最小限で済んでいます。
福島県須賀川を過ぎる頃には、雪の勢いが強くなり、視界も悪くなってきたので速度に注意しながら進みます。
出発から4時間近くが過ぎて佐野藤岡S.A.に到着。
雪の勢いは強くなっており、雪が積もり始めていました。

一休みする間も惜しんで社長と運転を交替して出発しました。
出発からしばらくすると「東北道通行止め」の知らせが入りました。
なんと今さっき過ぎた佐野藤岡までの区間です。
まさに「昼ご飯を食べて出発してたら直撃だった」と言う社長の言葉通りギリギリの通過です。
結果論ですがもし通行止めに当っていたら、恐らく立ち往生する事になっていたでしょう。
その後目立った渋滞もなく、速度規制だけで東京都内に入り事が出来ました。
19時過ぎには地元に到着。
大雪だったことを考えるとスムーズな移動でした。

この後も雪は降り続き、深夜2時には東京・中野もかなりの積雪でした。

  

今回は無事に帰れた事を感謝すると共に、自然現象に対してはなす術はなく、応じるしかない」と感じました。

そういった意味でも学ぶことの多い旅路となりました。