４０周年の記念催事で発表した彩り豊かな染帯の数々。
お洒落な柄、格式のある柄、華やかな柄とそれぞれに魅力のある商品が揃いました。
これらの染帯は昨年の８月に京都で赴いて染出しをしました。
下の写真は染出す際にもととなった図案と色見本です。
数百種ある図案を一つ一つ吟味して構図を選びます。
また構図の雰囲気や表現をしたい様子に合わせて生地を選びます。
そして最後に色選びをします。
鮮やかな色、抑えた色、渋い色、なかなか見掛ける事のないような凝った色と帯の表情を決めていきます。
そうして染め上った品を商品として発表しております。
そんな品だからこそひとつひとつに思い入れがあります。
「あぁ良い品物になって上がってきた」という楽しさもあれば、「お客様に気に入って見分けて頂けた」という嬉しさもあり、「お召になったお客様から好評を頂いた」という喜びもあります。
４０周年の催事を終えて、新たなもの創りを少しずつ始めていますが、今回の経験は得難いものとなりました。
お世話になった皆様に改めて御礼申し上げます。