中国旅行の思い出

プロフィールにも書いた通り私の趣味は武術です。
そもそもは大学時代に合気道部に入部したのがきっかけです。
諸般の事情で合気道は辞め、今は韓氏意拳(かんしいけん)という中国武術を学習しています。
韓氏意拳では毎年2回程、韓氏意拳創始人の韓競辰(かんきょうしん)先生による中国での講習会を企画しています。
韓先生は中国の広東省南部の珠海(じゅかい)という都市に住んでいます。
日本から行くと先ず飛行機で香港まで移動し、そこからフェリーで珠海に入る経路を取ります。
日本からだと乗換の待ち時間を含めて7時間ほど旅程です。

私が初めて中国での講習会に参加したのは2009年の5月で、この時は4泊5日の旅程でした。
海外旅行に行くのは十数年ぶりだったので、パスポートを取ったり、旅券を手配したりと酷く難儀した覚えがあります。

初めて訪れた中国は日本にはない混然とした感じが印象的でした。
広くて高い建物、沢山の人、そして独特の活気を目の当たりにしたのは良い経験でした。

香港の市街地

珠海のフェリー乗り場近く

繁華街の拱北では沢山のお店があってお土産などを買うのに打って付けなのですが、ここでは値切り交渉が大変でした。
私は中国語が出来ないので、電卓(もしくは携帯電話)に金額を打ち込んで交渉していきます。
中国語が出来ないと甘くみられるのか値引き交渉は捗らず、店員が出す金額に自分の希望額を返して中々進みません。
交渉中に中国語で色々と言われますがチンプンカンプンで、こちらも日本語で適当な言葉を返すのが関の山。
確か30分位交渉しました。
これも良い経験でした。

珠海の繁華街・拱北

この時から今までの訪中は5回を数えます。
行く度に色々なことがありましたが、やはり初めての訪中は思い出深いものです。

2009年5月 珠海の中国茶屋の前で

この写真は珠海滞在の最後に撮った写真でしたが、帰国の途について何となくホッとしている感じが出ていますね(笑)。