鞍馬寺の山門前に集結した松明は次々と階段を上って行きます。
担ぎ手の発する「サイレイヤ サイショウ」の掛け声が、燃え盛る松明の煌々とした光と合間って盛り上がりを見せていきます。
そして松明は階段下の一角に投げ込まれます。
次々と投げ込まれる松明からは激しい火柱が上がり、光と熱気が辺りを包みます。
火柱の勢いは凄まじく、電線の高さにまで到達するほどの勢いを見せます。
その様子を見た時に神妙な雰囲気を感じました。
時折あまりの勢いに消防署員が放水して火の勢いを食い止めます。
こうして火柱が立ち上る中、祭は最高潮を迎えます。
この後に10時頃に由岐神社の境内から神輿が降りてきます。
私は神輿が降りてきた辺りで時間になって帰りましたが、祭自体は午前2時頃まで続くそうです。